3月20日(金)~22日(日)の3日間、大分市のパークプレイス大分内になるauショップにて、学研もののしくみ研究所の教材を使った出張ロボットプログラミング教室を開催しました。
当日は、コロナウィルスの影響もあり、パークプレイス大分のお客様も普段よりもかなり少なめの中での開催でしたが、3日間で延べ30人以上の子どもたちが教室に参加してくれました。
教室開催にあたっては、アルコール消毒液と除菌シートを確保。
生徒の入替え時には教室で使用するロボット、パソコン、マウス、机の除菌作業を毎回実施。
普段よりも作業負荷が大きい中での開催となりましたが、衛生管理を第一に考えての対応を取らせて頂きました。
今回のミッションはロボットでの爆弾運び!
今回の体験会では、学研もののしくみ研究所で通常使用するアーム型ロボットではなく、サーボモーターをコントロールすることでアーム上に置いたブロックを滑らせて目標地点に落下させることが出来るロボットを、チャレンジラボ大分オリジナルで作成。
アーム上に置くブロックを爆弾に見立てて、「今回のミッションは、安全装置へ運べ!」と題して体験会を実施。
アームに搭載した爆弾(ブロック)を安全装置に見立てたコップまで運び、安全装置(コップ)内に爆弾(ブロック)を投下するためのプログラムを考えてもらいました。
体験会会場は、auショップパークプレイス大分店
今回のロボットプログラミング体験会会場は、大分市内の大型ショッピングモール パークプレイス大分内にあるauショップパークプレイス大分店様。
コロナウィルスの影響もあり、体験会開催も危ぶまれていましたが、衛生管理対策をしっかりと行うことで無事に開催することが出来ました。
ただ、やはりコロナウィルスの影響か、お客さんの数は通常時と比べると2,3割程度といった感じの印象。
当然のことながらモール内を行きかう子どもたちの数も少なく、「はたして参加者は集まるのか?」と不安がよぎる中での体験会スタートとなりました。
延べ30人の子どもたちが体験会に参加!
子どもたちが集まるのか不安の中でスタートした、ロボットプログラミング教室体験会・・・
初日朝一番の部は、開催時間ギリギリまで子どもが訪れず、「このまま誰も参加せずに1回目は終了かぁ」と思っていたら、auショップの方の呼びかけに応じて1年生と4年生の男の子が教室に参加してくれました。
その後は、やはりモールに訪れている人が少ない影響もあり、前回開催時よりも集客スピードは遅いものの定員各回5名に対し、3~5名の子どもたちが参加。
終わってみれば、のべ30人の子どもが今回のロボットプログラミング教室体験会に参加してくれました。
参加した子どもたちはプログラミング楽しさを体感
2020年度の小学校プログラミング必須化もあり、親御さんの中にもプログラミングに高い関心をお持ちの方もいらっしゃり、親御さんが子供の手を引っ張ってきて参加申込された方もかなりいらっしゃいました。
ただ親御さんが手を引っ張ってきて参加した子どもたちの中には、ちょっと消極的で、やりたくない的なオーラを発している子どもがいたのも事実。
「やりたくない」と表現している子どもに対して無理やり「やりなさい」なんてことは当然言えないわけですが、ひとまずは「無理に参加しなくてもよいから、ちょっとどんなことやるか見てて」と声をかけ、まずは内容を見ていてもらうようにしました。
そんな感じでスタートした時間帯もありましたが、結果的には全ての子どもが最終的に「たのしかった!」と言って体験会は終了。
最初は消極的だった子どもも、始まってみれば誰よりも考え、誰よりも思考錯誤し、成功したら誰よりもよろこんでといった感じでロボットプログラミング教室体験会をあとにしていきました。
プログラミングを多くの子どもたちに学んでもらいたい
2020年度からは小学校で必修化され、今回のロボットプログラミング教室でも関心を持たれている親御さまの多いプログラミングですが、プログラミングを学ぶことでいったい何を学べるのでしょうか?
プログラミングという言葉を聞くと、プログラマーを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、プログラミング教育の目的はプログラマーを養成することが目的ではありません。
もちろん、今後日本でIT人材が大幅に不足していくと言われているなかで、プログラミング教育を通じてプログラマーを目指す子どもたちが出てくると思いますが、真の目的は子供のうちから「プログラミング的思考」を育成していくことにあります。
「プログラミング的思考」とは、「なにかをこうしたい」と言うような目的を達成するためには、「何をどのような順番で行っていけば目的を達成するのか」ということを考える力です。
論理的思考にもとづき考えていくことで、これまで経験したことの無い様な問題に対しても、その原因を突き止め改善していく力が備わってきます。
言うならば、「どんなことでも自分の頭で考える」という普遍的な力を育成していくことがプログラミング教育の目的です。
プログラミング教育を通じて「どんなことでも自分の頭で考える」クセがつくことで、具体的には以下のような力が身につくと言われています。
- 目標から逆算して計画を立てる力
- 何事も筋道を立てて考える力
- 文章を図式化して理解することで、文章の読解力が向上する
- アイデアを具現化するための手法を考える力
- 物事を数式や数で説明する数学的思考力
- 自分の考えたことを人に伝える発信力
これらの力は、どんなに科学技術が発展しても人間が人として生きていくために必要な力です。ましてや今後はAIが人間の仕事を奪っていってしまうと言われている世の中では、これまで以上に上述のような力が備わっていないと人間らしく生きていくことが困難になってくると言っても過言ではないと思います。
チャレンジラボ大分では、一人でも多くの子どもたちが将来幸せな生活をおくっていって欲しいと願っています。
その願いを叶えるためにも、一人でも多くの子どもたちにプログラミングを学んで欲しいと思っています。
ご家庭によっては、教室までの距離が遠かったり、経済的な負担が大きかったりといった問題もあるかもしれません。
その様な事情のあるご家庭の方でも、チャレンジラボ大分ではプログラミング教育が受けられる様々な手法を検討していますので、ぜひ一度ご相談頂ければと思います。
「プログラミングを多くの子どもたちに学んでもらいたい」という気持ちを胸に、チャレンジラボ大分ではプログラミング教室の運営をおこなっています。
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